TOSHI TEX
トシテックス
TOSHI TEX
編みと織りの両方でユニークな生地を開発
祖父の代から受け継ぎ、自身も機屋として40年以上のキャリアを持つ代表の金子俊之さんは、糸の性質を巧みに利用した独特な形状の生地を独自に開発しています。例えば、通常機械でプレスして作るプリーツを、金子さんは織物で作る技術を考案。それは著名なテキスタイルデザイナーの立体作品にも採用されています。また、二重構造の織物の中に糸などを打ち込み個性的な柄を生むインサイドカットの生地で日傘を作るなど、様々な試作も行なっています。イタリア製の細巾ラッセル編み機による編み生地もトシテックスの特徴。服地に金属チェーンを装飾品として付ける場合、普通は手縫いで後付けしますが、金子さんは生地に直接編み込む技術も開発。製造時間の短縮と量産が可能となり、この技術で生まれた新しいファッション素材は欧州の著名なブランドにも高い評価を得て、パリコレ等のファッションショーなどにも採用。和服の生地を細かく裁断して編み込んだり、細い糸や極太の意匠糸を同時に編み込んだニットブレードを作ったり、金子さんは素材自体をオリジナルで製作しながらラッセル編みの可能性を追求しています。
トシテックス
Add. 群馬県桐生市東久方町2-6-30
Tel. 0277-43-4763 Fax. 0277-43-4783
Email. kane104@sunfield.ne.jp
instagram.com/toshitex
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生地サンプル
クリックすると拡大表示されます個性的な桐生の機屋
トシテックス
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プリーツ織。織り組織によってプリーツ形状を作り出し、見る角度によって色が変わって見える。
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プリーツ織。シルクの粗野な糸を織り込んだ厚手の生地を織り組織で作り出している。
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二重織りの袋の中でかすり染めされた紙糸のチップを浮遊させた織物。名称は万華通風。
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インサイドカット。三重織りの生地の中で規則的に絡み合う4色の糸が優雅に泳いでいる。
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インサイドカット。三重織りを形成した織物。カット技術によって袋の中の糸を浮遊させている。
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インサイドカット。三重織りを形成した織物。シルクの粗野な糸を中間でカットし不思議な形状を作り出している。
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ギンガムチェックの生地を12mm幅でバイアスカットしたものやピンクのモヘア糸などを編み込んだ生地。
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ニットの生地をテープ状にカットし格子状に組み合わせ布形状を作り、ニードルパンチ加工して作ったブランケット。