SHIMOJIMA
下島
SHIMOJIMA
技巧を凝らした美しいドビー織
創業は1923年。昔も今も伊勢崎を拠点としている機屋で、丹前や銘仙など和装を手がけていた頃からドビー織がメイン。約30年前から婦人服地のみを製造するようになり、伝統的な織り方を部分的に使うなどしつつ、現代のファッションに相応しいテキスタイル作りを目指していると、5代目となる代表の下嶋輝樹さんは語ります。無地、チェック、ボーダー、ストライプなどのシンプルな柄を中心に、細い糸を使ったフィラメント織や、表面に立体感の出る梨地織などを得意とし、ドビー織ならではの繊細な美しさを丁寧に表現。ジャカードに比べるとあっさりと見えるドビー織ですが、カットやオパールプリントなどの加工を施したり、後染めで独特な配色を出したり、二重織や三重織などの重ね織りをしたり。また100cm以上の幅の織物の中でいくつもの違う柄を織り込んでいくなど、さまざまな素材や組織の組み合わせを試しながら、複雑な技巧を盛り込み独自のこだわりを追求。その姿勢は多くのアパレルメーカーからも支持を得ています。
下島株式会社
Add. 群馬県伊勢崎市東本町102-1
Tel. 0270-24-1800 Fax. 0270-24-1802
Email. shimojima_co@yahoo.co.jp
HP. http://shimojima-textile.co.jp/
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生地サンプル
クリックすると拡大表示されます個性的な桐生の機屋
下島
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一部に太目の綾織りが入ったドビー織。太さの違う2種類の黒のポリエステルの片方をカット加工している。
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ポリエステルのチェック地に無地の綿を重ね、オパールプリントで立体感のある柄を出している。
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多種の組織の違う織りが混ざった生地。熱で縮絨させたウールをカットしないで残している。
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太さと色の違う2種類のポリエステルと綿が織りなす、幅が変化するユニークなチェック柄。
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レーヨン、ポリエステル、綿の混合で、収縮差を考慮して凹凸感を表現している。
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地は綿、後染めしてからキノコ柄をプリント。白線の部分はアセテートが織り込まれている。
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ステッチが織り込まれたチェック地。白の太い線はサテン(朱子織)になっていて肌触りがいい。
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緯糸に綿とゴム糸を使ったパネル織。ワッシャー加工で密度の違うゴム糸が縮みギャザーのようになる。