SUSAI
須裁
SUSAI
無限に広がるジャカードの可能性を追求
創業は1906年。着物の帯地の生産から始まり、戦後はレーヨン素材の織物を輸出。80年末から婦人服地の製造を開始。小ロット多品種のジャカード織を幅広く展開することで豊富な技術を蓄積してきました。経糸を何種類も使い、さまざまな素材を複合的に組み合わせ、他の産地では真似できない自由度の高いジャカードを生産するのが桐生の特長だとすれば、それをさらに極めるべく、日々試作をしていると言う代表の須永康弘さん。シンプルな無地の膨れ織りプリーツ、刺し子調の二重織り、サテンや綾織りを部分的に混ぜた生地など、さまざまな加工が生み出す独特な味わいも計算しつつ、新たなマテリアルを創作し、国内外の多くのデザイナーからも注目されています。「さまざまな素材による生地の多彩な可能性を追求したい」と語る須永さんは、若いスタッフのアイデアも積極的に採用。自社のジャカード生地を使用したバッグや帽子などのオリジナルの服飾小物の開発にも力を入れています。
須裁株式会社
Add. 群馬県桐生市東5-4-9
Tel. 0277-45-2750 Fax. 0277-45-2770
Email. sunaga@susai.jp
HP. http://susai.jp/




生地サンプル
クリックすると拡大表示されます個性的な桐生の機屋
須裁

風通織のグレンチェックの上に三重織りの技法を用いて多色の格子を表現したジャカード織。部分的に綾織や朱子織も使用。表にフリンジのようなカットを施し立体感を出している。

二重織りのカットジャカード。素材は綿とナイロン。同系の6色の糸を使い淡い濃淡を表現。透け感と大小の水玉が浮き出るような表情が楽しめる。

金糸を使ったカットジャカード。ドレープ性のあるレーヨン地に立体感のあるドット柄が輝く。シンプルながら華やかさのある織物。

ナイロンの扁平糸を使ったカットジャカード。長めのカットであえて糸を遊ばせユニークな表情に。

先染めのカットジャカード。多色の綾ストライプに緯糸でテイストの違うサテンボーダーを組み合わせ、鮮やかなコントラストを生み出している。

二重織りで緯糸にストレッチ糸を使用。細かなプリーツのような独特な手触りに仕上げている。

三重の膨れ織りのジャカード。ボリューム感のあるランダムなストライプによってメランジュ要素が際立つ個性的な生地に。

正統派のストライプ地に毛足を長く残すカットジャカードの手法で独特な紋様を表現。ラメも散りばめられたインパクトの強い生地。